海苔を選んだ人類のセンス
今日の昼食は友人と共に、行きつけだという東府中のラーメン屋、赤坂屋に行きました。
お、ブログっぽいな。
家系ラーメンを彷彿とさせる豚骨醤油のスープは、それでいてあっさりしていて、するすると飲むことができました。そして湖上にはキムチの玉が浮かび、それを崩すと全体が辛旨に。キムチは私が普段買っているこく旨キムチより幾分か辛いですが、ヒーヒー言うほどではなく、ついつい味がマンネリ化する豚骨醤油の、よきアクセントとなっていました。
最近めっきりラーメン屋というものに行っていなかった。
自炊を日常的にするようになると、コンビニとか外食とか、めちゃくちゃ高いな、と思う。それは、すぐ買える代、温めるだけで一品完成するよ代、プロの店主さんに作ってもらう代なんかが含まれているから、妥当っちゃあ妥当なのだけど、一杯850円。家で似たラーメンを作れば、3、400円くらいで食えてしまう。
しかし、私は銭ゲバじゃない(つもり)。ラーメン屋は、床が脂ぎっていて、熱気の中水を注いで、天井の隅から聞こえるテレビやラジオの声を耳にして、かっこよく動き回る店員さんたちを視界に、見知らぬどんぶりを抱くものだ。
ラーメン屋っていつまでも欲しい、憩いの場だと思う。
ので、新鮮で、いい時間だったなあ。
社会人の彼らとは、週末、それも2、3週に1回しか会わなくなってしまいました。
春休みまでは「毎週会おうやあ」とか、「毎週末お前の家泊まりに行くわあ」とかみんな言っていたのに、結局なあなあになり、反故にされた。友人たちの溜まり場になる予定だった私と同居人の家は、ほとんどガラリとしている。
初任給が入ったら溜まり場代を払うぞ、と言うから設置した、ポスト型の貯金箱。期待はしていなかったけれど、多分数百円だけ入っている。
働きたがらなかった彼らは、みんないきいきと楽しそうにしている。五月病に感染した奴は1人もいないようだ。やりたい仕事じゃないと言っていた奴も、職場での健やかな生き方を見つけたようだ。
そんな彼らに「最近どうなの」と聞かれるたび、劣等感が掻き立てられるものだが、それはいっときの経験だ。
そう信じて、次の1週間も生きていきます。