さくらばのダベリバ

頑張って生きてます。ダベるだけで読者増を目指す、チャレンジブログです。

紅茶を選ぶんだ、今日は

 今日は友人のお母さんの誕生日です。

 ○子さん、お誕生日おめでとうございます。

 

 

 

 このブログ人妻の誕生日ばっか祝ってないか?

 クソガキの頃は笑って済まされたけど、もう社会人だしそろそろやめた方がいい。ネタにならんのよ。社会人は友達のお母さんと親密になる事案があるんよ。ママ活してないですからね。

 わざわざ祝うのには訳があるんです。お母さんをはじめとして、友人一家には大学時代めちゃめちゃお世話になったのです。

 一言で言えば、住まわせてもらいました。

 

 始まりは、4年前にさかのぼります。

 東京の高校を卒業し、私は隣の県の大学に行くことになりました。そして大学近くにある驚安物件を見つけ、そこへ越すことになったんですね。

 で、その引越し当日。高校で入っていた演劇部の食事会、超行きたい食事会が引越し日と重なってしまいました。こんなとき、皆さんならどうするでしょうか。

 私は蜻蛉返りしました。

 引越したその日に。

 新居滞在時間、2時間。

 いや、住めよ。

 だって行きたかったんだもの。親戚と共に積荷を運び入れて、彼らが去りひとりになって、どこかの民家の風鈴だけがチリンチリンと鳴った瞬間、あほみてえに寂しくなったんだもの。耐えられるだろうか?(反語)3時間くらい電車に揺られればみんながいるんだぜ? 行きましたねえ。飛んで行きました。心はトんでた。後悔は全くしてません。

 んで蜻蛉返りしてワイワイして、タピオカも飲んじゃったりしたところで、新居に戻る終電がなくなりました。タピオカを吸うのに夢中になってたのかな!? いや、冷静だった。だってみんなキャピキャピタピオカ吸ってんのに。タピタピキャピオカ吸ってんのにさあ! ひとりシクシク田舎に向かうなんざごめんだったんだよ!!

 そうして「やべーわー、今日はネカフェかなー」なんて言ってると、かの友人が私に声をかけたわけです。

 

「じゃあ、今日泊まる? うち」

 

 

 夜中に押しかけたってのに、彼のお母さんはにこやかに出迎えてくれた。急ごしらえで敷いてくれたであろう布団は、私が運んだ布のどれよりも柔らかかった。「新体験に興奮して寝れねえよお」なんて思っていた私は、瞬く間に眠りについた。

 

 

───そうか。これが、「HOME」か───

 

 

 それからです。私が頻繁に上京し、その度に彼の家へ泊まらせてもらうようになったのは。

 今思い返すとすげえ申し訳ない。そしてありがたい。だって回数を重ねるごとに風呂に入れて寝巻きを借りられて、モーニングがついてくるようになったんですよ。お母さんがねえ、「コーヒーと紅茶どっち飲む?」ってね。

 あれ? 俺が旦那だったっけ??? って錯覚するよね。

 そうやって頻繁に宿泊を繰り返すうちに、私が一家のお馴染みの人になってしまって、彼の家で午後を過ごすようになり、夜まで過ごす日も出てきて。そうなると【ごはん】が提供されるんですね。

 一度「ごはんできたよ〜」と階下からお母さんの声が聞こえ、行ってみたらカツ丼が並べられていたことがあって。「あ〜〜っ!! 取り調べだァ〜〜っ!!!」って覚悟しましたが、お母さんは我が子のように私を見守るばかりでした。それはそれでちょっと怖いですけどね。私も実は彼女のこどもだった説は浮上しません。

 

 お父さんも嫌な顔をせずよくしてくれました。一度泊めていただいているせめてもの礼にお煎餅を渡したら「そういうのじゃない」と断られたので、まだちゃんと返礼できていません。お礼回りに行こうとしていたら、このコロナ禍。もう1年以上会っていない。

 

 

 きっと物では返しきれないでしょう。なので下心のないお祝いと、私自身が健康に生きることを続けていこうと思いますよ。

 

 

 かの友人は双子なのですが、もう1人の方と今晩ラーメンを食べてきました。早く帰って母を祝え?

 ラーメンは明日の話題に回しましょう。仕事上がりの彼らのスーツは、ちっとも毛羽立っていませんでした。