さくらばのダベリバ

頑張って生きてます。ダベるだけで読者増を目指す、チャレンジブログです。

水に流せぬ人間の業

 間一髪で洗濯物を干せた今日。また雷雨でしたからねえ。

 

 

 話題無っ。スローライフか??? どうぶつの森

 どうぶつの森のCMに出られるくらい優雅な生活を送ってみたいものだよなあ!

 

 今日の出来事、今語れることとしては、水回りの掃除くらいでしょうか。

 排水溝。シンク、風呂場、洗面台、あとトイレ。日本は幸いにも綺麗な水に恵まれてさ、そいつをふんだんに使って汚れを押し流してきたのさ。水を当てながら指で擦れば、結構大体の汚れは落ちるしさ。

 でも、裏側はそうでもないんだよね。人の目に届かないところで、水は存外怠慢だ。否、水ではなく人間が怠慢なんだよ。水のせいにするな? 反省しなさい?

 回りくどいですね。要するに、久しぶりに排水溝の掃除をしましたら汚れがえぐかった。特にシンクのそれ。いのちのにおいがした。

 

 トイレは10日に1ぺんですが、ちゃんと手入れて清潔さを保っています。風呂場のそれは2人分の全身の毛が猛烈に溜まり、ガチで海苔の養殖のようになっていましたが、流れる多量の石鹸水で毎日洗われていたからか、悪臭はしませんでした。

 しかしシンクは別格。野菜くずやちりぢりのカップ麺、そのかやく、研いでいる中逸脱した米、皿についた食い物の汚れ、そういった「見逃してくれ」とこれまで水に流してきた固形物が、見逃されることなく底のザルにしかと受け止められ、堰き止められ続け、ゆっくりと時間をかけて発酵します。

 するとどうなる? 産まれるのさ。

 どこかの臓器の色をした、怪物が。

 

 彼も、産んでくれと願ったわけじゃないのに。我々が一個一個、些細なゴミでもつまんで外に捨てていれば、こんな怪物は産まれなかったのに。「こんくらいええやろ」と見て見ぬふりをしてきた、文字通り水に流そうとした業(カルマ)は、流れ去ってなんていなかったのさ。奇跡の再会だというのに、お互い顔しかめちゃって。不幸になるいのちなら、産むべきじゃあないのにさ。

 

 

 え? 何の話? 排水溝の話だよね? はい、排水溝の話です。

 日本には清潔な水が、とはいったけれど、日本にも汚水で満ちた道はある。見えないところで汚れ仕事を請け負っている人間がいるからこそ、一見綺麗な世界が続けられるんだなあ。

 

 その日のうち投稿、厳守するはずだったのに、最近後から編集に頼りがちですね。楽しみにして頂いている方申し訳ないです。もう少し人目につくようになったらド厳守致します。