さくらばのダベリバ

頑張って生きてます。ダベるだけで読者増を目指す、チャレンジブログです。

ネタ切れの寿司はご飯なんよ

 若者ランゲージ。「w」とか「草」とか、急に「は?」って言ったり、ろくろ首レベルで伸ばした〜〜〜〜〜り。乾杯を「KP」と略したり、いやそれ略せてないやないかとか。

 

 こういうのを見て、昭和世代はうんざりしているのでしょう。自分たちにとって不可解な非言語を、日常的に使っているのですから。

 日常的な私たちはうんざりはせず、ヤバい言語使ってるなーと思いつつ、ウケるものとして打っている。声に出すのは流石に怖い、という認識。

 

 そういう平成世代の私も、ギャル文字さんにはドン引かせてもらっている。「ん」を「ω」に変換するとか、「好」を「女子」に分解するとか、「普通に打てば???」って思う。

 ここから進化していってしまったらどうしよう。例えば今思いついただけでも、「3」を「ヨ」と読ませたり、人間を「イ間」としたり、「〜」を「N」とか「いの筆記体」に見立てたり、「8」を「日」と読ませたり。8月8日日曜日が8月888曜8になる。そこまでなってしまったら、私も若者にうんざりするおじさんになるのでしょう。

 

 だってギャル文字とかって、言ってしまえば退化なんですよ。

 幼少期、文字を学ぶ頃に、未知の点・線の集合体から似ているものを連想する、「この字ってあれに似てるー、あの字に似てるー」というフェーズを経験した。でもそれを別々の字だとちゃんと認識して、別の字に間違えないように読み書きできるようになった。

 のに。「が」を「カゞ」とかわざわざして、童だった当時の如く面白がる。今日の文いつにも増して読みにくいな。

 だから、そうやってこどもがえりしているのを「コレがウチらの文字〜」と言っちゃうのはいかがなものなのかなー、という所感です。

 うわあ、めちゃめちゃおじさんっぽい。

 

 

 何の話?と思ったでしょう。お察しの通りネタがありません。

 ネタがないので先日言ったウーバーイーツの話しますね。

 東京に越してきてから、異常な枚数のUber eatsクーポンが投函されてきていまして。それもなんと「750円以上のご利用で2500円OFF!!!!!」という代物。今までううばあなんて文明がなかった地域にいたものですから、馴染みのないそれに戦々恐々しつつ、コレは使うしかないと手に取りました。

 しかし、エリア内に稼働しているドライバーがいない場合使えないらしく、何度も注文を試みたのち、1日目は断念。「お寿司食べてィィィィィ⤴︎⤴︎⤴︎」と喚く私と同居人。どの地域でも必ず頼めるわけではないので、皆さんご注意を。

 日を改め2日目。ようやくドライバーがいる日に恵まれまして、早速注文します。すると運ぶらしいドライバーさんの顔写真が見られるわけです。

 

 

 めちゃめちゃ人相悪くて。暴力団がドライバー登録しちゃダメよおと戦慄。

 さらに、スマホGPS機能を活用しているのでしょうか、今ここまで来てますよーというドライバーの現在地がリアルタイムで分かるんですが、彼死ぬほど速い。チャリなのに。

 

 つまりそこで、無防備な我々の元に爆速自転車で凸しに来る暴力団という構図が出来上がりました。

 

 幸運にも私は、「玄関先で受け取る」ではなく「マンションの外で受け取る」を選択していたので(このご時世だからネ)、部屋に入り込まれるリスクはありませんでした。その代わりに、彼に単身で突っ込むリスクが生まれます。

 

 iPhoneに灯る着信。「到着しました」という思ったより高い声。

 くれぐれも無礼のないよう恐る恐るマンションを出ると、

 そこには普通のおじさんがにこやかに立っていました。

 

 

 

 暴力団員だと思ってごめん。

 Uber eatsアプリを見返すと、ドライバーの評価が映される画面があって、彼の評価は4.7。超優秀ドライバーだったのです。

 いや写真よ。交番入口の指名手配ポスターで見たよ昨日

 どうしても写真写り悪い人っているよね。私もその1人です。誰か写真写り講座開いてくれねえか。 

 

 彼の去りゆく姿を見送って、私は一切の型崩れのない寿司を持ち帰りました。

 

 

同居人「寿司おいすィィィィィィィィ⤴︎⤴︎⤴︎⤴︎⤴︎」