余興の祭典
今日から6月。そしてロクガツイッピは友人の誕生日。
ということで、私は朝まで誕生日動画を制作していました。
誕生日動画。一般人の皆さんはどんなものか想像がつくでしょうか。暗に自分を非一般人にしてると嫌われるんですけれども。今だとLINEが主戦場でしょうかね、グループの誰かの誕生日に、サプライズとして祝福を伝えるムービーを撮影し、皆のムービーを合体し、おくる。結婚式で流れるビデオみたいなね。あー微笑ましい。
微笑ましい??? 現実は違います。上の文章ではキャピキャピの女子高生のLINEグループなんかが思い浮かぶでしょうが、私たちは男性社会人です。
昨年の今頃から本格的に始まった、私たちのグループの誕生日動画づくりは、数を増やすにつれて狂気度を増していきました。
動画自体をお見せするわけにはいかないので、↓ではこれまで狂ってきた私たちの誕生日動画の内容を紹介していきます。
①さくらば宛の誕生日動画(ありがたいですね)
・まだ普通に祝われるものが多い。
・双子の一人が話している間に、もう一人がガスマスクを装着しわななく。
・洋楽に合わせて全身を振り、サビで脱衣。
・ステハゲ氏のパロディ。
・勇者ヨシヒコの仏に顔面をはめこむ。
②同居人宛の誕生日動画。
・スマブラで同居人を使う。(?????)
・カメラ外で下半身を露出しながら「今年エジプトが消えます」と予言する。
・一人二役で緊急外来コント。
③双子の友人宛の誕生日動画
・自身を小室哲哉だと偽る。
・双子の一人が公開したリモート演劇のパロディ。
・「4月から社会の荒波に揉まれ……揉まれなんて言うと二人がおっ○いみたいですけれども」と発言。
④筋骨隆々な友人宛の誕生日動画
・腹筋をしながら祝う。
・ぐるぐる巻きのタオルをパペットに見立てる。
・双子でエア二人三脚。
⑤滅多に会えない友人宛の誕生日動画
・『けものフレンズ』のパロディ。
・カメラ至近距離で普通に心配する。
・まるでホラー映画。
・足を高く上げながら誕生日おめでとうと言う。
・キズナアイと勝手に共演する。
・R-18。
・テンションが底辺のまま撮影。
⑥グループ唯一の良心、まともな友人宛の誕生日動画
・双子の一人が話している間に、もう一人がルービックキューブを回し、揃わない。
・アイドルの写真から顔を出す。(?????)
・自分のことをスヌーピーだと思い込む。
・自分のことをラプンツェルだと思い込む。
・シバター氏のパロディ。
⑦高学歴友人宛の誕生日動画
・ボーカルベースパーカッション、全部俺で知らん歌を披露する。
・ベランダに閉じ込められた演者が、「鬱」と書かれたホワイトボードを掲げる。
・勇者ヨシヒコの仏の頭を発射する。
・全裸ドラム。
・『インフルエンサー』をBGMに無言で踊る。
・はじめまして松尾です氏のパロディ。
⑧グループ唯一の女宛の誕生日動画
・和洋折衷の極みとして「イタリアンフレンチ寿司」を掲げる。
・普通にナポリタンを作る。
・「バイアグラタン」というワードを生む。
・袋麺を包丁で切る。
・袋麺を包丁で切る。(2人目)
・ジャムを乗せた食パンが鬼滅の刃12巻になる。(???????)
・靴下を昆布に見立て、鍋で煮る。
そして、⑨本日完成した友人の誕生日動画は、
・1秒間に2枚の変顔スライドショー。
・5年間ちゃんと祝ってなかったので5年分祝う。
・12枚重ね着して、12枚脱ぐ。
・普通に路上で撮影する。
・ぷよぷよのぷよに友人の顔面をはめこみ全消しする。
となりました。今回はだいぶまともな方だったのではないでしょうか。
これでYouTuberのように「俺たち面白いだろ〜?」とひけらかすわけではありませんが、毎回グループメンバーの発想と尽きないネタには笑わされ、驚かされます。
少し早めに動画をもらえていたので、本当は早めに編集を始めればよかったのですが、生活が忙しく手をつけたのが前日になってしまい、夜通し編集でギリギリ当日の朝に間に合いました。うちのWi-Fiはアップロードが遅すぎる。
ちゃんとYouTubeへ限定公開で投稿されたのを確認し、ようやく眠りにつくと、目を覚ましたのは夕方の5時でした。死にたくなりますね。でも今日は絶望感より完成させられた達成感が勝りました。
今晩は言った通り、同居人が貰ってきたステーキ。
いい赤みじゃないかあ、と口に放り込むとめちゃめちゃ硬い。糸ノコの如きスジ。一切れあたり100回の咀嚼。「旨いっ」とは言い難かったけど、牛を食べてる感は2ヶ月分くらい味わったし、これもいいかな。