さくらばのダベリバ

頑張って生きてます。ダベるだけで読者増を目指す、チャレンジブログです。

野菜が凍った日

 外に出てみると、案外過ごせないこともない程度の暑さでしたね。今日は。

 それよりも、依然としてサウナの如き蒸し暑さを誇る室内が問題ですよ。そんなもの誇るな。「花粉症って実は外より屋内にいる方がしんどい」と似た何かを感じます。

 

 通気性最悪な各々の部屋。冷房なければ窓も1つしかない。せめて窓は2つあるべきだったなあ。……って、内見で確認する余地はあったでしょう? 誰ですか確認を怠ったのは。

 

 

俺だ……

 

 春が訪れる少し前、同居人と共に待ちかねた内見。んも〜〜〜なんもせんかった。部屋の凹みや洗濯機置場のサイズを測らなければ、備え付けの家電が無事かも確認しない。通気性のことなんか微塵も頭になくて、部屋に入っては「お、良いじゃあん」「Foooo↑↑↑」を繰り返すだけでした。This is OROKA. でもこの物件で後悔しているわけじゃあないのさ。 

 

 以前カビかけてて慌てて冷凍庫に放り込んだトマト、覚えてらっしゃいますでしょうか。覚えてるわけがないんよ俺が忘れてたんだから。

f:id:Sakuraba-no-Daberiba:20210713215900j:plain

スーパーカップの隣人。

 トマトって健康的な野菜の代表みたいなツラしてますけど、生で食う以外意外と調理に困る。

 そんな中、凍らせついでに思いついたんだ。「こいつをトマト氷にして、酒を飲んだらうまかろう」と。どうも、些っ細なことで幸せを得ようとするさくらばです。

 そして酒コーナーに辿り着き、思ったんだ。「ひとりで酒飲んで楽しいんか……? 寿命削るだけじゃないか……?」と。どうも、健康志向のさくらばです。

 

 結局、いつも飲んでる炭酸水で良いだろう。キンキンの炭酸にトマト氷を浮かべて夏楽しもうじゃないか、ということになったんですね。

 で、夜。凍ったトマトを一口サイズに砕こうとしましたが、硬くて丸くて砕けないんだこれが。

f:id:Sakuraba-no-Daberiba:20210713221554j:plain

で、俺が生まれたってわけ

何これは。これは、もう、違うじゃん。なんなんだよ。ラムネでいうビー玉にしかなってないのよ。ただのうっすいトマト味する水にしかならないしよぉ〜〜〜っ。(まあトマト味の水は予想できた。)

 融通の効かないトマトに辟易しながら時を進めると、トマトも観念したのか溶け始めてきまして、それっぽくできました。

f:id:Sakuraba-no-Daberiba:20210713222239j:plain

で、俺が生まれたってわけ(難産)

 結局「うっすいトマト味の炭酸水」を脱することはできませんでした。飲み終わると完全に溶けたトマトが沈澱して、箸でかき出して食べる見苦しさ付き。

 でももし自分に子どもができて、もし子どもがトマト氷とかをやりたがったなら、「無駄だからやめろ」と言わずにやらせてあげたいな。

 成功するか失敗するか、大人は知っている。でもそれを直接言葉で教えて終わり、じゃなくて、子どもが自分でやってみる、大人と同じ順序で知る、っていうのが大事じゃあないかな。

 

 それはともかくとして、なんでも買ったらすぐに食うのが一番だよ。