何かあったなら、まずメシを食おう
久々に晴れましたね。気分も晴れやか……かというとそこまででもない。雲が晴れただけで普通に暑くなったので、今年の9月も例年通りの9月なんだなと思いますよ。
洗濯物、だいぶ溜めてしまったところから丸々洗濯して干したの、えらい。褒めてほしい。でも褒めてくれる人はいないので自分で自分を褒めます。
自己評価を他人に求めない。自己完結能力が現代では必要なんですね〜。
毎年9月になっては「お! そろそろ月見バーガーの季節やな〜」とテンションを上げはするんですけど、いざ実食すると「ほーん」って感じ。多分毎年なってる。うまいんだけどね。
肉とパンと、たまごと、あれはオーロラソースか……? 日頃も食べてるもので構成されてるから、物珍しさがあるわけじゃないんだ。億泰のようにトマトとチーズの既知の食材で「うぅぅぅまぁいぃいぃ」とはなれない。
うまいけどね。
今日も今日とてInstagramを覗くと、高校の同級生がちんまりした小綺麗な高そうなジェルみてえなランチを食っていますよ。そういうの食って、「うまぁ〜」って言えてます? 言えてるならいいんですけど、もっと肉の切れ端寄せ集めたやつとか、なんの魚かもわからないペラペラの白身のフライとか、パン粉になる寸前みたいにカッスカスのパンとか、そういうのが塩辛いだけのタレに浸かったのを口にして「うまい」って思うことも。大事だと思うんですよ。
下流に落ちちゃうとかそんな風に思いなさんな。それは下等じゃない。下の世界というのが確かに存在して、そこでも幸せになれるように過去の賢人が生み出した、上等なメシだ。
私はまだジェルみたいなお高いメシを選べる階級じゃないけれど、いずれのしあがってそういう物も食べて、それでもチキンクリスプやコンビニのおにぎりを愛して自ずから選んでしまう。
そういう、庶民の世界を忘れずにいられる人間でありたいです。
最近短かったから滅茶苦茶引き伸ばしてしまいました。
メシ(カレー)作って置いといたらよお、食器だけ残っててよお、いいなお前は何もしなくても掃除されててゴミが捨てられててメシができてて皿も洗ってもらえて。結局お前は餓鬼のままなんだよ。
口に出しちゃおしまいなことが、身の回りにはいっぱいある。今やネットも現実と変わらないんだけどさ。机を叩いて拳を痛めるよりも、キーボードを叩いて済ませよう。